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2015-03-19 13:00

社会

釈迦の絵を加工して侮辱 2年半の懲役

フィリップ・ブラックウッド被告
ニュージーランド人の経営者とミャンマー人が懲役に
昨年12月、ヤンゴンのバー「Vガストロ」の統括マネージャーで、ニュージーランド人のフィリップ・ブラックウッド被告とミャンマー人2人が、ドリンク割引デーの宣伝に釈迦(しゃか)の絵を使ったとして、宗教侮辱罪などの罪で逮捕されたが、先日の裁判において、懲役2年6カ月の判決が下された。
フェイスブックに掲載 利用者らから激しい批判
フィリップ・ブラックウッド被告は、フェイスブック上で釈迦の絵にヘッドホンをつけた合成画像を掲載したところ、フェイスブックの利用者らから激しい批判を浴びた。フィリップ・ブラックウッド被告は謝罪したものの、「当初は宗教を侮辱するたくらみがあった」と述べている。

総選挙を前に、宗教が政治利用される懸念
ミャンマーにおいては、どんな宗教であれ、侮辱することは違法となる。特に、ミャンマーは人口の9割が仏教徒となっている。

また、今年はミャンマーにおいて総選挙が控えているが、今回の事件の判決結果に対し、タイ・バンコクに拠点を置く人権団体、フォーティファイ・ライツのマシュー・スミス氏は
今年は総選挙の年であるが、総選挙を前にして、すでに宗教が政治目的のために利用されている可能性がある(TIMEより)

と、宗教が選挙結果に影響を与えることに関して懸念している。


外部リンク

TIME
http://time.com/3747187/burma-buddhism-new-zealand/

BBC NEWS ASIA
http://www.bbc.com/news/world-asia

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