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2015-03-10 19:00

経済

IPAが「アジアトップガンプログラム」を実施

情報処理推進機構
ITPEC試験のリーダー育成
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、日本の国家試験である情報処理技術者試験制度のアジア展開を推進。

ミャンマーをはじめ、フィリピン、タイ、ベトナム、マレーシア、モンゴル、バングラデシュの7カ国で情報処理技術者試験をベースとした「アジア共通統一試験(ITPEC試験)」が実施されている。

IPAは、ITPEC試験で優秀な成績であった人材を、同試験の発展・推進リーダーとして育成するため、2月下旬に4日間「アジアトップガンプログラム」を実施した。

同プログラムに選出されたのは、フィリピン、タイ、ベトナム、ミャンマー、モンゴル、バングラデシュの6カ国から8名。ITPEC試験合格者の中でも特に優秀で、英語が堪能な者が選ばれている。

日本ITビジネスを理解する優秀な人材育成に期待
8名の参加者は、プロジェクトマネジメントのトレーニングをはじめ、日本企業とITビジネスや研究開発等に係るワークショップを通して、アジアの優秀なIT人材と日本のIT企業との交流を図った。

プログラム最終日には、IPA理事長が8名の参加者に「ITPECアンバサダー」の任命状と徽章を授与。参加者は帰国後、ITPEC試験や日本企業との連携を推進するコア人材として活動していく。

今後、同プログラムを通して、アジア内での日本ITビジネスを理解する知日派の優秀なIT人材育成が期待される。また、アジアのIT人材と各国のITPEC試験実施機関、日本のIT企業との連携も強化されることだろう。

(画像は独立行政法人情報処理推進機構:IPAより)


外部リンク

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
http://www.ipa.go.jp/

アジア トップガンプログラムの実施について
http://www.ipa.go.jp/jinzai/asia/kaigai/report
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