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2015-02-14 16:00

社会

JICA田中理事長がミャンマーを訪問

JICA
JICA理事長がミャンマーを訪問
2月13日に独立行政法人国際協力機構(以降「JICA」)は、JICAの田中明彦理事長が2月6日から11日にかけて、ミャンマーを訪問したことを報告している。

訪問先のミャンマーでは、テイン・セイン大統領などの要人と会談、第3回ミャンマー開発協力フォーラムの参加、ミャンマー国JICA事業の式典に出席を行った。

大統領らと会談
2月7日にテイン・セイン大統領やソー・テイン大統領府大臣、ウィン・シェイン財務大臣、カン・ゾー国家計画・経済開発大臣、アウン・サン・スーチー国民民主連盟議長とミャンマーの首都であるネピードーで会談が行われた。

また7日には、第3回ミャンマー開発協力フォーラムで田中理事長が基調講演を行った。

「カヤー州ロイコー総合病院整備計画」着工式典
2月9日には、ミャンマー東部にある少数民族地域のカヤー州を訪問し、無償資金協力「カヤー州ロイコー総合病院整備計画」の着工式典に出席した。

ロイコー総合病院は、1950年代に開設された病院で老朽化と医療機器の陳腐化が著しいため、JICAは無償資金協力を通じ、新棟の建設や、医療設備の支援を行う。さらに、昨年開始した「保健システム強化プロジェクト」でカヤー州の保健医療従事者の能力強化を実施予定でもある。

バルーチャン第二水力発電所補修計画」部分完工式典
また、9日には「バルーチャン第二水力発電所補修計画」の部分完工式典にも出席した。バルーチャン第二水力発電所は日本の戦後賠償により1960年に完成した発電所でミャンマーの総発電電力量の約1割を発電する電源である。

しかし機器の劣化が進んでおり、機器の補修が必要であった、そのため無償資金協力を実施している。今回の式典は6基の発電機のうち2基の改修が完了したため行われた。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

独立行政法人国際協力機構
http://www.jica.go.jp/press/2014/20150213_01.html
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