ミャンマーニュース

損保ジャパン記念財団は9日、ミャンマーの障害者団体、ミャンマー自立支援センターへの贈呈式を行った。障害者や障害児に対する車いすや松葉杖の提供や移動支援として、約934万チャット（約100万円）が助成される。

ミャンマー自立支援センターは、2011年ヤンゴンにて設立、障害者の自立支援、権利の啓発、促進の活動を行っている。また、損保ジャパン記念財団は、2014年度の海外への助成として、ミャンマーのほか、カンボジア・フィリピン・タイ・インドの計5カ国に対し、総額450万円の助成を行う。
損保ジャパン記念財団は、1977年に設立された。同財団設立の背景は、損保ジャパン（当時・安田火災）は、損害保険を通じ社会に大きく寄与しているが、さらに大きな社会貢献を果たすためには、社会福祉活動を充実させる活動を別組織で実施することが望ましい、との考えによるものである。

社会福祉事業は、専ら障害者の在宅福祉活動に対する支援に重点を置いている。助成先はボランティア団体など、比較的小規模の団体が多いが、今日まで全国各地の団体に対し助成を行っている。

同財団は、日本国内で実施している助成活動を発展させ、2010年からは、海外への助成も開始した。特に開発途上にある国や地域に対して助成が行われ、今年度は、アセアン加盟国とインドが対象であった。

また、同財団は、社会福祉の最前線において活躍する団体等への助成活動を継続し、今後も社会福祉の発展に寄与していく方針である。

外部リンク

公益財団法人　損保ジャパン記念財団（ニュースリリース　1月5日付）
http://www.sj-foundation.org/jyosei/images/2014

mitv NEWS
http://myanmarinternationaltv.com/news/japanese-donation