ミャンマーニュース

中国との国境に近いミャンマー東部で2月9日より激化しているミャンマー国軍と少数民族コーカン族の武力勢力の戦闘は、おさまるどころか事態がエスカレートしているようだ。

複数のメディアによると、2月9日以降、3万人以上のミャンマー人が戦火を逃れるために国境を超え、中国雲南省臨滄市（りんそうし）へ渡ったとのこと。

中国側は食料、医療、検疫サービスなど、必要な援助や物資を提供している。

中国外交部の報道官である華春瑩（Hua Chunying）氏は、戦闘が激化し始めた2月9日以降、ミャンマー国軍とコーカン族の武力勢力の両サイドに自制を求めたが、戦闘はエスカレート。

華報道官は（CHANNEL NEWS ASIAより）と述べている。

ミャンマーのグローバルニューライト（The Global New Light）は16日、捕虜となったコーカンの反政府勢力の8人が拘禁中に死亡し、その他にも戦闘で18人が死亡したと伝えた。

ミャンマー国軍は先週、国軍兵士47人が死亡し、数十人が負傷したことを報告。日に日に死亡者の数が増えている。

1948年の独立以来、ミャンマーを悩ませ続けている「内戦」は未だ終わらず、全国的な停戦合意には時間が必要なようだ。

（画像はPRESS TVより）

外部リンク

Death toll rises as Myanmar clashes intensify
http://www.presstv.ir/Detail/Myanmar-clashes

Death toll rises in Myanmar unrest, China warns of instability
http://www.channelnewsasia.com/news/

Death toll climbs in Myanmar rebel unrest
http://en.republika.co.id/berita/en/international/