ミャンマーニュース

特定非営利活動法人　難民を助ける会　AAR　Japan（以下、AAR　Japan）は、1月28日、ミャンマーの障がい者のためにインターネット上で募金を呼びかけたところ、目標金額である100万円を上回る110万5000円が集まったと発表した。

同法人は、ミャンマーで運営する障がい者のための職業訓練校への寄付を募っているが、今回の募金は、インターネット上で期限と目標金額を設定して寄付を呼びかけたものである。
AAR　Japanは、1979年、インドシナ難民を支援するために、政治・思想・宗教に偏らない市民団体として設立された。

主な活動は、災害や紛争が起こった際の難民や被災者支援、地雷やクラスター爆弾などの不発弾の被害にあわないための教育や被害者に対する支援、及び地雷などの撤去作業、地雷被害者など障がい者向けの職業訓練の実施などである。

活動は、アジア・アフリカの各国で行われており、東南アジアでは、ミャンマーのほか、カンボジアとラオスで行われている。

AAR　Japanは、2000年よりヤンゴンで障がい者のための職業訓練校を運営しており、理容・美容・縫製・コンピューターの技能訓練を行っている。15年間で卒業生は1300名に達し、卒業生の約8割が就職、起業している。

現在、同校は存続の危機にあり、現在も募金の受付を行っている。募金の詳細については、AAR　Japan　プレスリリース、2014年11月26日付のURLを参照のこと。

（画像はプレスリリース　2015年1月28日付より）

外部リンク

AAR　Japan　プレスリリース　2015年1月28日付
http://www.aarjapan.gr.jp/about/news/2015/0128_1677.html

AAR　Japan　プレスリリース　2014年11月26日付
http://www.aarjapan.gr.jp/about/news/2014/1126_1626.html