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2016-03-02 10:00

経済

2020年までにさらに4,530メガワットの電力が必要に

ガス発電
電力消費量、毎年15パーセント上昇と予測
ミャンマーの電力消費量は、毎年15%上昇すると予測されている。そして、同国では2020-2021の会計年度までに、さらに4,530メガワットの電力が必要となると電力省が報告している。

ミャンマーでは水力発電所、ガス火力発電所、ディーゼル火力発電所、石炭火力発電所にて合計5,235メガワットが発電され、政府は2016年前半に国有電力網で最高2,500メガワットの電力を提供している。

今後国内で、2020-2021年には4,530メガワット、2025-2026年には8,121メガワット、2030-2031年には14,542メガワットの電力が必要になると予測されている。

政府は、より多くのガス火力発電所を建設している。2011年に10カ所の国営ガス火力発電所で270メガワットの電力を生産するのみであったが、2016年には、20カ所の国営・民営ガス火力発電所で全電力生産能力を1,210メガワットにあげている。

ミャンマーの電力消費の現状
ミャンマーは、電力の66パーセントを水力発電で、29パーセントをガス火力発電で、3パーセントを石炭火力発電、残りを風力、太陽光、バイオマス発電で生産している。

ミャンマーのエネルギー消費量は世界でも最低水準である。昨年6月の世界銀行の報告書によると、人口の70パーセントが、また農村世帯の84パーセントが電気供給を受けていないとしている。

(画像はELEVENより)


外部リンク

ELEVEN
http://www.elevenmyanmar.com

MYANMAR TIMES
http://www.mmtimes.com

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