2016-02-20 07:00
政治
和泉総理大臣補佐官 ミャンマーでスー・チー議長と会談
日本は、官民挙げてミャンマー新政権を支援
外務省は2月16日、和泉洋人内閣総理大臣補佐官(以下、和泉補佐官)が、ミャンマーにて国民民主連盟(NLD)のアウン・サン・スー・チー議長(以下、スー・チー議長)と会談を行った件について同省のホームページに掲載した。和泉補佐官は、日本が官民を挙げてミャンマーの新政権を支援する旨を述べた。
日本はミャンマーの新政権発足が順調に進むことを願って、現テイン・セイン政権や国軍に対して円滑な政権移行を働きかけてきた。同補佐官は、今後の協力において緊密に連携したい旨を述べた。
最後に、同補佐官はスー・チー議長の早期訪日を改めて招待する旨を述べた。
スー・チー議長 日本の支援に感謝の意を表す
スー・チー議長は、ミャンマーに対する日本の支援に感謝する旨を述べた。また、同議長より援助国や国際機関による援助調整の件、交通インフラ整備や、最大都市ヤンゴンの都市計画等についての発言があった。そして、同議長は日本に対し、ミャンマー国民が直接利益を享受できるような支援を求めた。
そのほか、和泉補佐官は、ニャン・ウィンNLD中央執行委員とソー・テイン大統領府付大臣と会談を行った。
ミャンマーは、昨年11月に実施された総選挙により、NLDが勝利した。この春からはNLDによる新政権が発足する見込みだ。
同国は、2011年に民政移管が行われ、現政権によって民主化が進められてきた。同国は、和平交渉などの問題も見られるが、新政権の発足によって、今後の民主化の行方が注目される。
外部リンク
外務省(プレスリリース)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea1/mm/page4_001787
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