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2016-02-05 05:00

学術

神戸大学 ミャンマーの教員養成大学の運営管理に関する調査結果を発表

神戸大学
教員養成のための政策提言を行う
神戸大学は2月1日、1月29日に同大学大学院国際協力研究科の研究チームが、ヤンゴンのヤンキン教員養成大学で開催されたセミナーにおいて、ミャンマーの教員養成大学の運営管理に関する調査研究成果を発表した件について、ホームページ上に掲載した。

セミナーには教育省官僚やヤンゴン教育大の学長など約40人が参加した。研究チームは調査研究結果発表のほか、同国の教員養成に関する組織運営、人的管理、財政に関する政策提言も行った。

また、セミナー終了後にはワークショップが開催され、セミナーで発表された研究結果などを元に、教員養成の中・長期的行為計画についての討論が行われた。

また、同国の新政権樹立後、教育省の政策決定者、教育大学および教員養成大学の学長・学部長を対象として、教員養成大学の教育計画案に関するセミナーが開催される予定だ。

高い中退率を下げるためには、教育の質向上が必須
ミャンマーでは、就学率が上昇傾向にあるものの、中退率が高いことが問題となっているが、その要因の一つに、教育の質が低いことがあげられる。

同国では教育の質の改善を進めているが、教育の質をより向上させるためには、教員養成学校の教育内容充実が不可欠とされている。

それに対応するため、国際協力機構(JICA)が実施する無償資金協力により、教員養成学校の中核的な拠点として位置付けられている学校施設において、学校施設の建て替えや、机、椅子等の整備が進められ、教育の質を向上させるための取り組みが行われている。


外部リンク

神戸大学(プレスリリース)
http://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/info/2016_02_01_01.html

JICA(教員養成校改善計画)
http://www.jica.go.jp/oda/project/1460190/index.html

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