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2016-02-08 04:00

社会

ミャンマー政府が、ジカウイルス啓発キャンペーンを開始

ジカウイルス
隣国タイでの感染確認をうけ
蚊が媒体するジカウイルス感染症例が隣国タイで確認されたことをうけ、ミャンマー保健省が啓発キャンペーンを開始する。ミャンマーではまだ感染例が確認されていない。

WHO(世界保健機関)は、1日、ブラジルに始まった世界的な流行が「爆発的に」広がっていると警告した。また、アジア地域がこの有効な治療法とワクチンがない疾患に対して脆弱としている。

WHOによると、ジカウイルスに妊婦が感染すると、小頭症の新生児が生まれる可能性がある。主な症状は、発熱や発疹、筋肉・関節痛、頭痛などデングウイルス感染症に似ているが、感染者の約8割は無症状だという。今のところ、治療法はなく予防のみが有効だ。

ネピドーで予防対策会議を開催
ミャンマー当局は、5日、ジカウイルスの予防方針調整会議をネピドーの保健省で開催し、ジカウイルスの発生状況についての確認と、予防措置を整える必要性について話し合った。

会議では、地域社会において水たまり監視システムを整備すること、予防・治療方法を迅速に確立すること、感染症予防活動への国民の参加を促すことなどが合意された。

ミャンマー当局は、国営新聞でジカウイルスの警告文書を掲載するなど、全国でジカウイルス啓発キャンペーンを行うとしている。

(画像はMYANMAR TIMESより)


外部リンク

MYANMAR TIMES
http://www.mmtimes.com

ELEVEN
http://www.elevenmyanmar.com

MITV News
http://www.myanmarinternationaltv.com/news/

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