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2016-02-05 16:00

社会

春から夏は猛暑と干ばつか ミャンマー気象水文局 長期予報発表

ミャンマー気象水文局
雨が少なく、数十年に一度の干ばつとなる可能性も
ミャンマー気象水文局は、春から夏にかけての長期予報を発表した。

それによると、昨年から続くエル・ニーニョ現象の影響が長期化していることから、春から夏にかけては気温が上昇し、猛暑になると見込まれているほか、全国的に雨の量が非常に少なく、数十年に一度の干ばつに見舞われる可能性があるという。

先月、アジア各地は寒波に見舞われ、ミャンマーでも気温が低下したが、今月からは徐々に南部から気温が上昇する予報が出ている。

高温が予測されることから、農作物の管理に注意が必要
同国では、エル・ニーニョ現象発生の年は猛暑と干ばつに見舞われる傾向がある。2009年にエル・ニーニョ現象が発生した際、同国は干ばつに見舞われた。

昨年から今年にかけてのエル・ニーニョ現象は、強い影響があったとされる1982年から1983年にかけてのものや、1997年から1998年にかけてのものに匹敵するとされている。

同国では米の栽培が盛んであるが、気温が37度を超えると収穫量が減少するという。同局は、今年は農作物の管理に十分注意するよう呼びかけている。


外部リンク

ELEVEN MYANMAR
http://www.elevenmyanmar.com/local/dmh-forecasts

MYANMAR TIMES
http://www.mmtimes.com/index.php/national-news/yangon

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