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2016-01-30 10:00

社会

またもやパカン鉱山で地滑り 少なくとも6人死亡

パカン鉱山
10人以上が行方不明 捜査は難航
現地時間1月25日午後4時頃、ミャンマー北部カチン州のパカン鉱山で地滑りが発生した。少なくとも6人が死亡したほか、10人以上が行方不明となっている。地滑りの二次災害が懸念されることもあり、救助活動は難航している。

昨年11月にも大規模な地滑り発生
同鉱山では昨年11月、大規模な地滑りが発生し115人が死亡する惨事となった。同鉱山では、昨年末からたびたび地滑りが発生しているが、地滑りの原因に、鉱山周辺の安全対策の問題があげられる。

安全対策の主な内容としては、鉱山会社は、安全な場所に不要な土を廃棄すること、そして、労働者は、地滑りの危険性がない場所に住むことだ。しかし、それらの対策は守られていないのが現状だ。

同鉱山では、2005年より重機を用いてヒスイの採掘を行っているが、重機で採掘したあとに廃棄した土にもまだヒスイが含まれていることから、労働者は廃棄した土からヒスイを採掘している。

しかも、廃棄した土からヒスイを採掘する労働者が増加したことから、地滑りの危険性がある地域にも労働者が住まなければならない状況となっており、地方当局は安全対策を守らせるために頭を悩ませている状況だ。


外部リンク

Voice of America
http://www.voanews.com/content/at-least-six-dead

THE GLOBAL NEW LIGHT OF MYANMAR
http://globalnewlightofmyanmar.com/one-confirmed-dead

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