ミャンマーニュース

ミャンマー最大都市ヤンゴンのヤンゴン川河口に近いマルタバン湾（Gulf of Martaban）付近で現地時間1月12日午後9時29分、マグニチュード4.8の小規模な地震が発生。揺れは10～15秒続いた。

ミャンマー気象センターによると、同国南部の山間部を含む広い地域で地震を感じたという。

この地震の影響で、ヤンゴン市内は2時間にわたり電力の供給が停止した。

また、ミャンマー地震委員会のFacebookページによると、マグニチュード4.0、3.6、2.8の規模で3回余震を記録している。

ミャンマーでは1週間ほど前の1月4日、サガイン地域（Sagaing Region）とチン州（Chin state）に影響を与えた、インドのマニプル州（Manipur state）を震源とするマグニチュード6.7の大地震が発生したばかり。

また、2011年には北東部シャン州（Shan state）でマグニチュード6.9の大地震が発生。75名が死亡した。

同国で最大の被害をもたらしたには、1930年にバゴー（Bago）付近で発生したマグニチュード7.3の大地震で、バゴーで500名、ヤンゴンで50名が死亡。

ミャンマーの中心を縦断するサガイン断層線は、マルタバン湾から首都ネピドーを含むいくつかの主要都市を通り、ヒマラヤ山脈まで続く。

決して地震が少ないエリアでないミャンマーでは、建築基準を設けたり国民の危険に対する意識向上に努めたりしているが、まだまだ根付いているとはいえない。

（画像はThe Peninsulaより）

外部リンク

TREMORS HIT YANGON AFTER 4.8 MAGNITUDE EARTHQUAKE OFFSHORE
http://www.frontiermyanmar.net/

4.8 magnitude earthquake hits southern Myanmar
http://www.thepeninsulaqatar.com/

Minor tremors highlight major troubles
http://www.mizzima.com/