ミャンマーニュース

ミャンマー大統領府は1月1日、ホームページ上にて、テイン・セイン大統領をはじめとした同国の要人らが発表した新春メッセージを掲載した。

同大統領は、2016年のミャンマーは政治、経済の両面において好機が訪れるとの考えを示したが、好機を活かすには国民の政治参加が不可欠である旨を述べた。

同大統領は、国民の政治参加によって、民主化のさらなる進行、平和の実現、国民一人一人の自由と権利の保障、生活向上が実現していくと強調し、国民に対し、よりよい社会の実現のために努力を惜しまないよう要請した。

同大統領は、全ての国民の努力が実り、素晴らしい結果が得られることを願って、メッセージを締めくくった。

国民民主連盟（NLD）中央執行委員会議長のアウン・サン・スー・チー氏（以下、スー・チー氏）は、現在、ミャンマーにおいて何が必要であるかをメッセージ上で問いかけた。スー・チー氏は、同国において、最も必要とされるものは、「平和」と「統一」であるとの考えを示した。

スー・チー氏は、一人一人の国民は必要最低限の生活を送る権利を有しているとしたが、それを実現させるためには何をすべきか、そしてどんなことが必要か、国民一人一人に考えて欲しい、との考えを示した。

スー・チー氏は、国民が心身ともに健康を維持し、そして、国民一人一人が夢や目標を実現することによって、ミャンマーに平和と繁栄がもたらされて行くであろうと期待し、メッセージを締めくくった。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

ミャンマー大統領府（プレスリリース）
http://www.president-office.gov.mm/en/?q=briefing-room