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2015-10-10 16:00

政治

人権団体、ミャンマー政府に「罪なき囚人」釈放を要求

アムネスティ
学生含む約100名が不当な理由で拘留中
10月8日、人権団体アムネスティ・インターナショナルは、総選挙を1か月後に控え、約100名の「罪なき囚人」を釈放するように求めた。

アムネスティによれば、現在、ミャンマーには少なくとも91名が不当な理由で留置されているという。その中には、教育法案の改善を求め、政府から暴力的な扱いを受けた学生54名も含まれる。

また、ブッダのイメージ画像をフェイスブックに使用したニュージーランド人のレストランオーナーは、仏教を侮辱した罪で2年半の拘留が決まっている。

アムネスティのミャンマーリサーチャーのLaura Haigh氏は、

当局は、表現の自由を萎縮させ、取り締まりを強化している。

拘束されている学生たちは健康状態が良くない。刑務所で適切な治療も受けていない。(Bangkok Postより)


と語っている。

抑圧政治が終了したことを明確にするチャンス
アムネスティは、民主化を実現するテインセイン政権でも、軍事政権時代と同様の古いやり方によって、罪のない人々が拘束されることを批判している。

軍による抑圧政治は終了したというミャンマーの主張があっても、このような状況が続いているならば世界のリーダーたちは納得しない。

ミャンマーは、状況は良い方向へ向かっていることを明確にするべきだ。選挙前のこの時期は、その良い機会だ。(アムネスティ・インターナショナル/ニュースより)

とHaigh氏は述べている。

(画像:アムネスティ・インターナショナル/ニュースより)


外部リンク

アムネスティ・インターナショナル
https://www.amnesty.org/en/

アムネスティ・インターナショナル/ニュース
https://www.amnesty.org/news

Bangkok Post
http://www.bangkokpost.com
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