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2015-09-18 00:00

政治

選挙立候補者を対象とするトレーニングを実施

FUP
少数民族による政治団体、市民に向けた政治的メッセージを学ぶ
少数民族グループから2013年に設立された政治団体、フェデラル・ユニオン・パーティ(FUP)では、11月の選挙に向けて、立候補者を対象とするトレーニングを行っている。

FUPは主にシャン州の少数民族からなる。現在の政治に不満を持ち、USDP(連邦団結発展党)やNLD(国民民主連盟)に挑戦することを目的として設立した。

トレーニングプログラムは、アメリカをベースとする国際共和研究所(IRI)が運営し、非政府組織の選挙立候補者に対して行われている。

トレーニングでは、市民への政治的メッセージの配信などについて学ぶ。参加者の多くは中年の男性で、皆、研修を受けるのは初めてだという。

始まったばかりの政治システム 候補者へのトレーニングが必要
49才の女性候補者、Tin Mar Mar Lwin氏は、3日間の短期集中トレーニングを受けた。小学校の教師を引退し、FUPからの薦めで立候補したという。
FUPのメンバーが、私たちのコミュニティが改善されている様子を見てみたいかと尋ねられた。どの政党にも属していなかったが、FUPは、すべての民族にとって利益をもたらすことが目的だと聞き、選挙に参加することにした。(The Irrawaddyより)

と語る。

政治評論家のSi The Aung Myint氏は、
ミャンマーの政治システムは始まったばかりでまだ確立されていない。多くの人がこれまで自由も公正も得られず、政治に参加できていなかったため、このようなトレーニングが必要だ。(The Irrawaddyより)

と語っている。

(画像:The Irrawaddyより)


外部リンク

The Irrawaddy
http://www.irrawaddy.org
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