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2015-09-11 18:00

社会

日本通運 タイ・ミャンマー間の陸路輸送を3日間に短縮へ

日本通運
カレン州山岳区間の輸送ネック解消へ
日本通運は9日、同社の現地法人、タイ日本通運とミャンマー日本通運が、タイ・ミャンマー間陸路輸送サービスの使用ルートを変更し、さらに安定したリードタイムを提供するサービスを8月に開始したと発表した。なお、新サービスの初便は8月4日に運行された。

かつては、タイ・ミャンマー間は3週間かけて海上輸送を行っていたが、陸路の輸送が開始された時には、同区間は4日間での輸送が可能となり、輸送時間は2週間以上も短縮された。

しかし、ミャンマー南部、カレン州のミャワディーからコーカレイの山岳区間は、日替わりの片側通行となっていたため、輸送のネックとなっていた。

バイパス利用で、タイ・ミャンマー間は1日短縮
しかし、今年6月、ミャワディーからコーカレイの山岳区間に、新たにバイパスが開通したことから毎日の相互通行が可能となった。それにより、バンコク・ミャンマー間の輸送時間が4日間から3日間に短縮された。

また、バイパスを利用することで、走行中のダメージが減少し、輸送品質が改善されることがメリットとなる。また、輸送コストは、海上輸送と同程度に改善される。

日本通運は、タイ・ミャンマー間の輸送において、今後は混載輸送の実施を検討する。同社は、ASEAN地域において陸路ネットワークを拡充し、様々な輸送ニーズに対応していく考えだ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

日本通運 ニュースリリース
http://www.nittsu.co.jp/press/2015/20150909-1.html

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