ミャンマーニュース

損保ジャパン日本興亜ホールディングス株式会社は5月19日、同社グループ傘下の 損害保険ジャパン日本興亜株式会社（以下「損保ジャパン日本興亜」）がミャンマーの民間保険会社AYA Myanmar Insurance Co., Ltd.（以下「AMI保険」）と業務協力の覚書を締結したことを発表した。

ミャンマーでは2012年に国内資本の企業限定で保険市場が開放されるまで、保険事業は長期にわたり国営であった。

市場開放後、11の民間保険会社が営業を開始しているが、AMI保険もそれらの企業の1つとして保険販売を展開している。また、グループに大手民間商業銀行を保有していることもあり、自動車ローンや住宅ローンなどに関わる保険販売に強いという利点もあるという。

尚、ミャンマーの民間保険会社が外国の保険会社と業務協力をするのは、今回が初めてとなる。

損保ジャパン日本興亜は昨年5月に損害保険取引の営業許可を取得。日本が官民あげて開発を進めるティラワ経済特別区（SEZ）に拠点を置き、現地の日本企業などに保険を販売している。

同社は今回の業務協力でAMI保険との人材交流や研修を通じて、保険取引や損害査定ノウハウなどを共有するだけでなく、現地保険販売に関するノウハウを構築する狙いがあるとみられる。

民間の銀行の中で預金量が2位となる大手民間商業銀行をグループ内に持つAMI保険。業務協力のメリットは大きいのではないだろうか。

（画像は損害保険ジャパン日本興亜株式会社より）

外部リンク

損保ジャパン日本興亜ホールディングス株式会社
http://www.sompo-hd.com/

損害保険ジャパン日本興亜株式会社
http://www.sjnk.co.jp/

損保ジャパン日本興亜ホールディングス株式会社のプレスリリース
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