2016-05-14 07:00
政治
ミャンマー軍 ロシア軍と連携へ 連邦議会で承認される

ミャンマー軍のレベル向上で国防力向上が期待
先週、ミャンマー連邦議会の下院に当たる人民代表院において、ミャンマー国防省はロシア軍との連携強化を要求したが、10日の議会において、同省の要求が承認された。承認に対し軍部の議員は、ロシア軍との連携によって、ミャンマー軍が防衛に関し、世界的な知識の取得および訓練実施が可能となることから、ミャンマー軍の兵力が国際的な水準に向上するとの見方を示した。
また、連邦団結発展党(USDP)の議員は、ミャンマー軍とロシア軍の連携で、自国の防衛力が高まるとの見方から、両国軍の連携を評価した。
軍の影響力が再び強まることに対する懸念の声も
なお、国民民主連盟(NLD)のTun Wai代表は、ロシア軍との連携によって国防力の向上が見込めるとの考えを示したものの、軍事費の増加を懸念した。さらに、ミャンマーは、軍事路線を脱却し、民主化路線を歩み始めているものの、再び軍の影響力が高まることを懸念した。ロシアのメディアによると、同国のセルゲイ・ショイグ国防相は4月下旬、インドネシアやマレーシア、フィリピンなど、ASEAN各国との連携を強化する考えを示したという。
外部リンク
MYANMAR TIMES
http://www.mmtimes.com/index.php/national-news/20228-hluttaw
Sputnik
http://sputniknews.com/business/20160511/1039407796/myanmar
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