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2016-04-22 11:00

経済

国際金融公社 ヤンゴンの港湾拡張に4000万ドル融資へ

国際金融公社
著しい経済発展で、貨物取扱量は年々増加
世界銀行グループの国際金融公社(IFC)は4月18日、ヤンゴンのミャンマー・インダストリアル・ポート(以下、MIP)拡張のために、4000万ドル(約44億円)の融資を実施すると発表した。MIPへの融資は総額2億ドル(約220億円)で、今回は第一期の融資となる。

MIPは、ミャンマーの2大主要港の一つである。MIPのコンテナ貨物取扱量は年間30万TEU(1TEUは20フィートコンテナ1個分)で、同国のコンテナ貨物取扱量の約4割に相当する。

しかしながら、同国では著しい経済発展を遂げていることから、この3年間で同国全体のコンテナ貨物取扱量は約90%増加している。

MIPは今後のコンテナ貨物取扱量の増加に対応するため、第一期融資の段階で、現状の年間30万TEUから年間50万TEUへと拡張する。

MIP拡張により、経済発展と雇用増が期待
MIPの拡張においては、最新の設備が導入されることから、作業の効率化が期待されている。また、コンテナ貨物取扱量の増加によって貿易の活発化が見込まれることから、今後、経済発展と雇用の増加が期待されている。


外部リンク

国際金融公社(IFC・プレスリリース)
http://ifcextapps.ifc.org/ifcext/Pressroom/IFCPressRoom

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