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2016-04-26 06:00

社会

ミャンマー各地で大気が不安定に 大粒のひょうが降る

異常気象
ゴルフボール大のひょうが降るなどして、8人死亡
22日から23日にかけ、ミャンマー各地でゴルフボール大のひょうが降るなどして、少なくとも8人の死者がでた。当局が24日、明らかにした。仏塔や住宅など、7,500もの建物にも損傷の被害がでている。犠牲者の数はさらに増加する可能性があるとしている。

40度を超える熱波が数種間続いた後、22日、23日に5つの州が暴風雨に見舞われた。犠牲者のうち6人は、マンダレー中部、Yay Tha Yak村でおきた鉄砲水により死亡した。他にサガイン、マグウェイ各地域と、シャン、チン各州で洪水がおきている。

気象学者が異常気象に警鐘
気象水文局の元局長のU Tun Lwin氏は、
21日から24日までの間、ミャンマーのほとんどの地域で大気が不安定になったことで雨雲が発達した。雨雲の発達により多くの地域と州が雷、稲妻、豪雨、強風に見舞われた。

強い雨雲の発生時には、落雷、ひょう、竜巻が共に起こり、死者や家屋への被害が想定される。(引用はThe Global New Light of Myanmarより)
と警告している。

21日、マンダレー地域を暴風雨が直撃し家屋が損壊した。地元警察によると損害額は130万チャット(1,100米ドル)にのぼる。22日夜、シャン州で1,700以上の仏塔が暴風により損壊した。23日、マンダレーとサガイン地方に過去50年で最高記録となる大量で大粒のひょうが降った。

U Tun Lwin氏によると、5月末まで厳しい気象状態が続くことが予想され、雷が発達している時には関連して、スコール、強風、土砂降り、竜巻が起こりうるとしている。

(画像はThe Global New Light of Myanmarより)


外部リンク

The Global New Light of Myanmar
http://globalnewlightofmyanmar.com

mizzima
http://www.mizzima.com/news-domestic

The Nation
http://www.nationmultimedia.com/breakingnews
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