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2016-03-16 13:00

社会

ミャンマー最高峰カカボラジ山 世界遺産の有力候補地に選定

世界遺産
山頂からふもとまで多様な自然で構成
ユネスコによると、ミャンマーに7カ所ある世界遺産候補地のうち、同国最高峰のカカボラジ山が有力候補地として選ばれたという。

カカボラジ山は標高5881mで、ミャンマーのみならず、東南アジアにおいても最高峰である。

同山のふもとは標高50m程度の低地で熱帯に属しているが、標高が高くなるにつれ、森林帯は亜熱帯性、温帯性、高山性のものへと変化し、最高峰付近からは氷河に覆われるなど、同山周辺は多様な自然で構成されている。

多様な植生のほか、固有の動物も生息
カカボラジ国立公園とポンカンラジ野生保護区の面積は、同国立公園南部の周辺地域も含めると約1万1280km2である。

同国立公園は1998年に制定され、面積は、カカボラジ山とその周辺の約3810km2で、同国最大の国立公園となっている。また、同野生保護区は2003年に制定され、面積は約2700km2である。

そのほか、同国立公園の南部地域は、面積が約4778m2で、標高は500mから2900mとなっている。

同国立公園は、多様性に富んだ植生を有しているが、固有の動物も生息している地域でもあり、最近では、鼻が非常に低い猿が発見されたことで話題に上った。


外部リンク

THE GLOBAL NEW LIGHT OF MYANMAR
http://globalnewlightofmyanmar.com/top-priority-given/

UNESCO World Heritage Centre Tentative Lists
http://whc.unesco.org/en/tentativelists/5871/

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