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2014-07-19 05:00

経済

三菱航空機がエア・マンダレイ社と正式契約

三菱航空機
エア・マンダレイ社と正式契約
7月15日に三菱航空機株式会社(以降「三菱航空機」)ミャンマーのエア・マンダレイ社と、MRJ90 10機の購入の正式契約を締結したことを発表した。エア・マンダレイ社への納入は、2018年に開始する予定する。

三菱リージョナルジェットについて
三菱リージョナルジェット(以降「MRJ」)は、70から90席クラスの次世代民間旅客機である。技術の革新により、大幅な燃費低減と騒音・排ガスの削減を実現している。また、1列4席の配置、大型オーバーヘッド・ビンの装備などにより、快適な客室空間を提供する。

MRJ はこれまでに、全日本空輸株式会社から25機、アメリカのトランス・ステーツ・ホールディングス社から100機、米スカイウェスト社から200機を受注しており、MRJの合計受注機数は325機となる。日本以外のアジアにある航空会社からでのMRJ の受注は今回が初めてである。

エア・マンダレイ社について
エア・マンダレイ社は、ヤンゴンに本社を置く1994年10月6日に設立された航空会社で、観光都市15か所への定期便を運航しているほか、タイ王国チェンマイへのチャーター便も運航している。

エア・マンダレイ社は、現在3機のターボプロップ旅客機を保有している。今回のMRJの導入は、エア・マンダレイ社のアジア域内の事業拡大に大きな意義を持っている。

今後に向けて
今後、成長が見込まれているアジア市場では、2032年までにおよそ1,000機のリージョナルジェット機の需要が見込まれており、今回の合意を皮切りに、アジア地域での営業活動を活発化させ、MRJの拡販に注力していきたいとしている。


外部リンク

三菱航空機株式会社
http://www.mrj-japan.com/j/news/news_140715.html

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