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2014-06-25 09:00

文化

ミャンマー初!【ピュー王朝の古代都市群】がユネスコ世界遺産に登録!

世界遺産
世界遺産への道がついに開いた!
6月22日にカタールのドーハで開催されたユネスコ(UNESCO)の会議で、ミャンマー初の世界文化遺産として「ピュー王朝の古代都市郡」が世界遺産に登録された。

ミャンマーは、1994年に世界遺産条約に署名。これまで世界遺産暫定リストには7つのエリアが入っていた。「ピュー王朝の古代都市郡」は、1996年10月にミャンマー文化省により申請され、今回の会議で登録が決定した。

世界三大仏教遺跡のひとつであるバガンの世界遺産登録が失敗に終わるなど、明るいニュースがなかったミャンマーの世界遺産への道のりも、ようやく努力が実り始めたようだ。

今回の登録は、ミャンマー仏教遺跡の世界遺産への道が開いた大きな一歩といえるだろう。

(画像はプレスリリースより)

ピュー王朝の古代都市群
ピュー王朝は、紀元前200年から西暦900年まで、1000年以上に渡って栄えたといわれている。ピュー王朝の古代都市群は、レンガの城壁と堀で囲まれた3つの都市「Halin」「Beikthano」「Sri Ksetra」で構成され、イラワジ川流域の乾燥地帯の中に位置している。

これらの都市には、未だピュー王国の人々がつくったレンガ造りの仏塔や城壁・宮殿の要塞・埋葬地帯・初期の工業拠点などが残り、当時の面影を色濃く反映している。

これを機に、さらなる観光客の増加が見込めることだろう。


外部リンク

ユネスコ(UNESCO)
http://whc.unesco.org/

ユネスコ(UNESCO)のプレスリリース
http://whc.unesco.org/en/news/1158
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