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2014-05-15 12:00

政治

EU、ミャンマーの人権問題について定期的な会談を

EU
民主化実現への最重要課題はロヒンギャ族への差別
5月12日、EUは、ミャンマーの人権問題について定期的な会談の場を設けると発表した。

(画像:Europe online magazineより)

イスラム系少数民族ロヒンギャへの差別に、国際社会から関心が集まっている。EUはこの問題についてミャンマーと定期的な話し合いを行い、反イスラム勢力の暴力行為をなくすことに注力する。

同時に、ミャンマーの社会改革が国際社会の標準に達するようサポートすることを改めて表明した。

国際社会標準へ21の基準を提示
EUの声明では、国際社会の標準に達するための21の基準が提示された。国際人権協定に従うことの他、死刑の廃止、政治犯の釈放、法の改善、差別をなくすための努力などが挙げられている。

ロヒンギャ族は1982年の市民法施行以来国籍を失い、ミャンマーではバングラデシュからの不法滞在者と見なされている。

2012年からは仏教徒による迫害を受け、およそ14万人が住居を奪われた。最近起こった医療行為の中止や国勢調査登録の拒否など、終わることのない差別に国際社会からは非難の声が上がっている。


外部リンク

Europe online magazine
http://en.europeonline-magazine.eu

Bangkok Post
http://www.bangkokpost.com
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