2014-04-15 00:00

お知らせ/イベント

在ミャンマー日本国大使館 14年度JPO派遣者選考試験についての知らせ

国連職員
国際公務員を志望する人材へ後押し
在ミャンマー日本国大使館は、外務省が公募選定するJPO(ジュニア・プロフェッショナル・オフィサー)の2014年度選定試験に関する案内を発信している。

JPOとは期間を定めた上で国から各国際機関に派遣される非正規の専門職員のことで、かねて国際公務員を志望するものに対して現場での職務経験を積ませることで、そのスキルレベルを向上しようとする目的のものだ。

制度は日本政府が採用者の派遣に関わる費用を負担し、採用者は国際機関が実際に活動する現地事務所へ勤務し、日本の場合では通常2年間の採用期間を全うすることになる。

(在ミャンマー日本国大使館HP)

職務経験に立脚し正式採用を
期間終了後の正規職員への自動昇格制度などは特に設けられていないが、期間終了後は尚のこと、派遣期間中でも業務をこなしつつ正規の採用手続きに従い空席ポストへの応募・採用が期待されているなど実務性のある制度だ。

基本給与は各国政府の捻出により支払われ、格付けとして派遣初年度は「P2レベルステップⅠ」、2年目は「ステップⅡ」へ移行、また各種手当てなどは国連職員の規則に基づくとなっている。

世界で増加する人材需要
主な応募資格は以下の通りとなる。
(1)年齢 2014年4月1日現在,35歳以下であること(生年月日が1978年4月2日以降)
(2)経歴 外務省として派遣可能な国際機関に関連する分野における大学院修士課程を既に修了した(修士号を取得した)か,または2014年9月末までに修了見込み(修士号取得見込み)であって,当該分野に関連する職種において2014年9月末までに2年以上の職務経験を有すること(アルバイト,インターン等は職歴とみなさない。)
(3)語学 英語で職務遂行が可能であること
(4)将来にわたり国際機関で働く意思を有すること
(5)日本国籍を有すること
(外務省 国際人事センターHPより)

国連などの国際機関では現在、文系・理系にまたがり幅広い職業分野において人材を求めており、外務省では自らのバックグラウンドを国際的な場で発揮できる人材をJPOとして積極的に派遣していく意向を示している。


外部リンク

在ミャンマー日本国大使館
http://www.mm.emb-japan.go.jp/profile/japanese/index.htm

外務省 国際人事センター (平成26年度)JPO派遣候補者選考試験募集要綱
http://www.mofa-irc.go.jp/jpo/boshu.html

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