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2014-01-29 10:00

社会

ミャンマーの少数民族をめぐる問題

少数民族
テイン・セイン大統領の力量
テイン・セイン大統領は国内外の様々な場で、民族紛争の解決と、平和への約束を取り交わしてきたが、果たして本当の解決は実現されるのだろうか?

2011年3月に成立したテイン・セイン大統領率いる民主政権により、ミャンマーの民主化は、今、勢いを持っている。海外からの経済進出も急増し、明るい話題が事欠かないミャンマーだが、真の意味での民主化には、まだ課題が残されたままである。

Image:by paularps(画像はイメージです)

少数民族をめぐる問題の解決の難しさ
国境付近に勢力を張る少数民族武装グループと中央政府との武力対立は、60年以上も続き、少数民族の居住地域では医療サービスや教育関連施設など社会インフラ整備が遅れている。

また、政府軍の攻撃を受けた地域の人々は、自宅や農地を放棄して山岳地帯に逃げ込み、避難民として過酷なキャンプ生活を強いられる。

中央政府が民主化された後も、こうした少数民族をめぐる問題の解決のめどは立っていない。約100万人と推定される国内避難民の問題に、国連や各国政府は深く懸念している。


外部リンク

RFI
http://www.rfi.fr/

Libération
http://www.liberation.fr/

TV5 Monde
http://www.tv5.org/
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