ミャンマーニュース

10月20日、ミャンマーの首都ネーピードーで第5回となる「日ミャンマー共同イニシアティブ」が開催された。

会合は樋口建史駐ミャンマー大使とカン・ゾー国家計画・経済開発大臣の共同議長の下で行われ、日本とミャンマーの官民双方の関係者が出席。

（画像はプレスリリースより）

「日ミャンマー共同イニシアティブ」は、ミャンマーにおける投資環境整備の迅速化を図るため2013年5月に開始され、両国の官民双方の関係者により具体的な取り組みについて協議される。

これまでミャンマー側は日本の提言に意欲的な態度を示しており、輸出入政策や投資関連手続きなどに関して、国際的水準・慣行を踏まえた積極的な方策を打ち出し、行政の対応も以前より円滑化されている。

（画像はプレスリリースより）

一方、ビジネスが本格稼働するに従い、金融・税制等の発展がこれからの課題として浮き彫りとなった。また、外国人駐在員が増加しているにもかかわらす、従来の外国人管理の慣習が根強く残っているようだ。

加えて、電力、通信、運輸・交通といった基礎インフラの整備に向け、更なる取り組みが必要とされている。

今後の課題をお互いに確認することができ、有意義な会合であったといえるだろう。日本側は、ミャンマーの経済発展を実現するために、今後もあらゆる面で協力をしていく構えである。

外部リンク

在ミャンマー日本国大使館
http://www.mm.emb-japan.go.jp/

在ミャンマー日本国大使館のプレスリリース
http://www.mm.emb-japan.go.jp/profile/japanese/