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2014-10-28 07:00

社会

ユニセフ、【出生登録週間】を実施

ユニセフ
最初に与えられる子どもの権利、10人中3人が未提出
ユニセフミャンマーは、10月20日から24日を「出生登録週間」と設定した。期間中、出生届未提出の家族に出生登録の必要性を訴え、提出を求めた。

(画像:ユニセフミャンマー)

ユニセフのレポートによれば、ミャンマーでは新生児10人に3人が出生届を提出していないという。その数は1,600万人以上とみられている。

ヤンゴンではほとんどの子どもが出生登録をしているが、地方都市での提出率は低い。Chin州では76%、Magway地方では43%、Mon州では11%と把握されている。この中には、移民や両親とともに住んでいない子どもも含まれる。ユニセフは特にこの地域に焦点を当て、出生届の提出を求める。
無料で誰にでもできる出生登録は、生まれた子どもに初めて与える権利である。健康と教育、そして保護を受ける権利得るためのファーストステップである。(ユニセフミャンマーより)

ユニセフミャンマーのBertrand Bainvel氏は語っている。

国連と政府が共同で取り組み 正当な社会構築へ
出生登録週間は、国連とミャンマー政府が共同で行う取り組みである。期間中は現地当局とともに、未登録の子どもを明らかにする作業が行われた。

出生登録は、子どもを法によって少年徴兵や児童婚、人身売買から守るための手段となる。違法に子どもが連れ出された場合、子どもを連れ戻すためにも必要だ。
全ての子どもが出生届を提出できる。全国を対象にするこの取り組みは、正当で現代的な社会を構築するための一歩である。(ユニセフミャンマーより)

Bertrand Bainvel氏は述べた。


外部リンク

ユニセフミャンマー
http://www.unicef.org/
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