2014-10-11 10:00
社会
アルメニア教会がヤンゴン歴史遺産に認定
設立から152年 現存する最古の教会
ヤンゴンのアルメニア教会が、ヤンゴンに現存する最も古い教会として、歴史遺産の認定を受けた。(画像:BBCより)
ヤンゴンに初めてアルメニア教会が設立されたのは1766年のことである。現在のアルメニア教会は1862年に建設。以降152年間、ミャンマー在住アルメニア人の祈りの場として活用されている。
アルメニア教会総主教が来訪 運営問題解決へ
10月1日にはアルメニア使徒教会の総主教・カトリコスのガレギン2世が訪れた。教会のあるMerchant通りには、今までにないほど多くの人々が集まったという。総主教来訪の目的は、教会の運営や財産管理の問題を解決するためだ。
現在、教会はインド系ミャンマー人の John Felix氏によって運営されている。信者は彼の人間性を認め、神父として礼拝を行うことを許可している。しかし、教会は彼を聖職者として認めていないという。
総主教はFelix氏に対し、教会で働くことを辞め、鍵を返すよう求めた。彼はこれを拒絶したが、教会が歴史的遺産となった今、このまま滞在することは不法占拠にも当たり、裁判にもなりかねない。
しばらくの間、アルメニア教会の礼拝は、インドから聖職者が飛行機で毎週訪れて行うという。
外部リンク
BBC NEWS
http://www.bbc.com/
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